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高岡市立博物館 館蔵品展「高岡捺染の祖・笹原文次資料展」
江戸時代、高岡では加賀藩より綿の専売権を許され、関西方面から移入した綿を新川郡で織り、再び高岡に集めて染色加工を施した「高岡染」を各地に移出して名声を博していた。ところが明治に入ると、京阪地方の新しい染色工業にその販路を狭められた。この難局を乗り切るべく、明治後期に高岡捺染(プリント)を重要な特産に位置づけたのが、笹原文次(1857~1927。高岡守山町出身)である。彼は新たな染色技術の開発・研究に力を注ぎ、その生涯を通じて捺染業界の指導・発展に大いに貢献した。
本展では、当館収蔵の近代高岡捺染の創始者・笹原文次関係資料を中心に展示し、その歴史について紹介する。
・展覧会期:平成26年2月7日(土)~平成27年5月6日(水・祝)
・開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
・休館日:月曜日(ただし月曜日が祝休日の場合は翌平日)
・会場:高岡市立博物館 新館1階企画展示室
・入館料:無料
◆関連イベントの開催
【展示説明会】
・日時:2月7日(土)午後2時~2時40分
・会場:新館1階第1企画展示室
・定員:80名(事前申込不要・先着順)
・受講無料