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中・下新川の縄文後期展(仮題)

会場
滑川市立博物館
会期
2024/11/23 から 2024/12/22 まで
縄文後期とは、温暖な気候に支えられて繁栄した縄文中期が終焉を迎え、気候の寒冷化と共に人口が減少して大規模集落の解体や再編が起こった時期である。人々は住み慣れた地を離れて、食料の安定した土地を探し求めた結果、地域間の交流が行われた。 そのような時期の痕跡を伝える遺跡として、富山県内では滑川市本江遺跡が研究者の間で著名であり、日本列島の東西から人々が集まり文化が混交・融合した様相を読み取ることができる稀有な遺跡として評価されている。 その一方で中・下新川郡にも同様の魅力ある遺跡が多く分布しているが、一般にはほとんど知られていない。そこで本展では、滑川市本江遺跡と比較しながら出土遺物等を幅広く紹介することで、市民への周知を図るとともに、遺跡の魅力発信に努めることを目的とする。
会場
滑川市立博物館 第2常設展示室、 企画展示室2 (半部屋)

休館日
毎週月曜日

開館時間
午前10時〜午後6時 ※最終入館は午後5時30分

主催
滑川市教育委員会・滑川市立博物館

主な展示資料(予定)
・滑川市本江遺跡出土遺物
・魚津市石垣遺跡出土遺物
・黒部市愛本新遺跡遺跡出土遺物
・上市町広野新遺跡出土遺物
・立山町金剛新遺跡出土遺物
・入善町坪野遺跡出土遺物
・朝日町境A遺跡出土遺物
関連イベント
①講演会(全1回)
講師:渡邊裕之先生(新潟県観光文化スポーツ部文化課)
②現地見学会(全2回)
※1 関連史跡や展示施設等を巡るもの(中新川編と下新川編でそれぞれ1回実施予定)
※2 展示施設入館料は参加者負担
③展示解説会(会期中複数回)
※いずれも11時〜と14時〜の2部制(30分程度)

観覧料
無料