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大楽寺Temple Dairakuji

大楽寺

沿革・概要

平安時代、全国に災害や疫病が多く発生したことから、花山天皇により、国家安泰を願い、勅願、年号寺として、大楽寺の前身である天台宗長徳寺として、荘厳を極めた寺院として創建された。その後、鎌倉時代に大楽寺の寺号を賜り、浄土宗となり北陸で初めて観音霊場創設にあたり20番札所として、越中の人々の末長い繁栄と幸せを祈願する寺として現在に至る。 御堂は、明治11年に北前船船主らが中心になって、塩害、強風、多重雪、高温多湿等、北陸の厳しい自然環境に耐え備えた稀少な白壁土蔵造りの本堂で、内陣は阿弥陀三尊を中心に極楽の世界、浄土曼荼羅を現し、堂内の結界は別格寺院を表す朱色のうるしを使用し、外陣の採光はギヤマンステンドグラスを用いた明治初期を代表する近代の文化遺産となっている。

施設・事業

収蔵品・展示内容

建物(本堂・庫裏)・・国登録有形文化財2件 全国寺院で最初の選定(平成9年6月)
彫刻・・阿弥陀如来立像をはじめ、平安・鎌倉時代を含めて60点余(市指定文化財1点)
墨跡・・大楽寺御名号本尊をはじめ、室町・江戸時代のもの10点余(市指定文化財1点)
絵画・・法然上人御絵伝12幅をはじめ、室町・江戸時代のもの50点余(市指定文化財1点)
書籍・・江戸時代の典籍 2100冊(貞極上人など)
その他・・日本海文化の民俗民芸資料300点 、北前船資料150点
所在地
射水市立町2-9 〒934-0013
電 話
0766-82-3016
開館時間
事前予約が必要
入館料
大人300円(団体250円)
休館日
事前予約・問い合わせ  要
駐車場
4台
アクセス
JR「新高岡」駅から万葉線「新町口」駅下車徒歩10分
富山空港から車で45分
北陸自動車道「小杉IC」から車で30分
みどころ
1000年秘仏観音像・白壁土蔵造りの弥陀浄土御堂。
URL
http://www6.plala.or.jp/sakura8/